【30代未経験からITエンジニアへ】基本情報技術者試験の対策と勉強のリアル

はじめに

デコ
資格はやっぱり必要やんね
知人U氏
未経験なら基本情報技術者試験資格を目指そうか

知人に話を聞いたところ。このように言われました。

転職活動中もそう、IT業界に入ってからもよく聞く言葉でした。

IT業界で長年働いている人にとってはそこまで重要視されないこともありますが、

未経験から目指す場合、基本情報技術者試験に合格しておけば、

「最低限のIT知識はありますよ」という証明として使える資格です。

私自身「知識付けて損はせんし、今後が有利になる為にも資格はほしいな」

と、そんな思いから受験を決めました。

いきなりまとーめ

とりあえず、結論です。

最終的なおすすめ勉強方法は

  • すーさんのYouTube動画をはじめに見る
  • 過去問道場で過去問を繰り返す
  • 参考書を読める人は読むべし

学習期間は2か月。

結果は不合格でした。なんやて?

得点は午前・午後共に5割でした…。

合格ラインは6割なので、あと一歩…というにはちょっと遠い。

と、そんなリアルな結果と、今後の対策を以降にまとめます。

基本情報技術者試験とは?

基本情報技術者試験は、ITエンジニアの登竜門とも言われる国家資格です。

プログラミングやネットワーク、データベース、情報セキュリティといった、

エンジニアとして働くうえで必要な基礎知識全般が問われます。

これホンマに必要か…?って問題も出たような出なかったような…。

合格点料金とかは以下にまとめてみました👇

項目 内容
試験名 基本情報技術者試験(FE)
試験形式 CBT方式(通年実施)/科目A・科目Bの2つに分かれている
合格率 約40〜50%(直近は47.1% ※令和5年度)
平均勉強時間 IT未経験者:200〜300時間/経験者:100〜150時間
合格点 科目A:60点以上/100点満点
科目B:60点以上/100点満点
受験料 7,500円(税込)
支払い方法 クレジットカード/コンビニ払い/Pay-easy(ペイジー)
手数料 クレカ:無料/コンビニ・ペイジー:330円程度
注意点 ・支払い後キャンセル不可
・試験日変更は3営業日前まで可

CBT方式とは?

CBTとは「Computer Based Testing(コンピュータ・ベースド・テスティング)」の略で

パソコンを使って受験する試験形式のことです。

紙とペンではなく、試験会場にあるパソコンで問題を解き、画面上で操作するのが特徴です。

基本情報技術者試験や他のIT系資格でも、近年このCBT方式が主流になってきています。

特徴としては、

  • 全国の指定会場で実施(自宅では受けられない)

  • 予約制で、いつでも好きな日時を選んで受験できる

  • 記述問題はなく、マウスやキーボードで選択肢を選ぶ方式

試験会場での流れ

1. 試験会場に到着・受付

  • 受付では、本人確認書類(運転免許証・保険証など)を提示します。

  • スマホや荷物はロッカーに預け、試験に必要なもの以外は持ち込めません。

試験官さん
ポケットの中の物も出してくださいね。

って、言われましたが中を確認するわけでもないんで結構ゆるい印象でした。


2. 試験前の説明・準備

  • 順番が来たら試験室に案内される前に、紙とボールペンが1セット配られます。
     ※これは計算用のメモに使ってOK。試験終了後に回収されます。

  • 同時に、パソコンの操作説明や注意事項を軽く受けました。


3. 試験開始(パソコンで受験)

  • 指定された席のパソコンに座り、ログインして試験を開始します。

  • 問題は画面に表示され、マウスとキーボードで解答していきます。

  • 試験中は、配られた紙に自由にメモを取ることができます。

  • 画面には残り時間が常に表示されているので、ペース配分がしやすいです。

  • 休憩時間は科目A試験終了後、10分間。10分経つと自動的に科目B試験が開始され、試験時間のカウントが始まります。(休憩中、試験管に声をかけると外にも出ることができます。)

4. 試験終了 → その場で合否が表示!

  • 時間内に解き終えるか、制限時間になると試験は自動終了します。

  • 終了後、合否結果がパソコン画面に表示されます。


5. 退室・試験終了

  • スタッフに声をかけて退室します。

  • メモ用紙やペンはその場で回収され、試験は終了です。


ワンポイント補足

  • 受験当日は筆記用具不要、身軽な服装で大丈夫です。

  • 電卓がなかったんですよ!計算大変でした。

すみません、やっと勉強内容です👇

参考書?読めませんねん

正直に言います。

参考書、まったく読みませんでした。いや、読めませんでした。というのが本音です。

文字ばっかりの本を前にすると、どうも頭に入りません…。

「この1ページに何分かかるねん…」

そんな感じで、まったく進まない。

そんな自分でも何かできることはないかと探して、行き着いたのがこの2つ。

  • すーさんのYouTube動画

  • 過去問道場(Webサイト)

この2つを中心に、独学で挑戦しました。

すーさんの科目A試験、YouTube動画

12時間程の動画にはなりますが、無料とは思えないほどのクオリティで作成されています。

すーさんの科目B試験、YouTube動画

すーさん、ウィンクしてますね。

こちらもすごいクオリティで作成されています。

「もうお金払います」って言いそうになりました。

過去問道場

サイトはこちらへ

無料の会員登録したら便利ですよ!

  • 解いた問題の履歴が残る
  • 苦手な問題だけをピックアップして解ける
  • 成績のグラフ化・履歴管理

などなど、できるようになります。

勉強方法

動画→過去問道場の繰り返し

まず、すーさんのYouTube動画を一通り視聴。

それから過去問道場を使って、過去問をひたすら解きました。
でも、正直毎日コツコツできたわけではありません。

「通勤中」「就寝前」とかとか…

やったのは主に以下のような感じです👇

  • 3年分の過去問を、それぞれ3周ぐらいずつ

  • 主に午前問題ばかり

  • 午後問題は、すーさんの午後対策動画を見た程度…

振り返り・自己分析

自分なりに振り返ってみた結果、主な原因は以下の通りだと思っています。

  • 午後問題の対策ができていなかった
    アルゴリズム問題とか、完全に理解が必要。軽く見てたら痛い目見ました。

  • 過去問の量が足りなかった
    3年分を3周ぐらいしてましたが、全然足りなかったと思います。
    今振り返ると、「過去問は倍の6年分ぐらいやってたら、いけたんちゃうかな」と思います。

次に向けての作戦

今後は以下のように対策するつもりです。

科目A → 質より量 

科目B → 量より質

  • 科目A問題:過去問道場で6年分×3周以上

  • 科目B問題:すーさんの午後動画+本番形式の問題集(余裕あれば)

  • アルゴリズムは理解重視で演習する

少なくとも、「午後を無勉強で挑む」なんて無謀なことはもうしません。

本当に。

過去問道場をやる理由:過去問がそのまま出る?

ところで、過去問道場を繰り返す理由って、

「過去問が本番でも出るから」

らしいんです。

実際に調べてみました。

過去問の再出題率はどれくらい?

正確なデータは公表されていませんが、受験者の声を調べると、

  • 過去問とほぼ同じ問題が3〜4割程度出た

  • 選択肢が少し変わった程度の問題も含めれば、もっと多い

  • 特に午前問題は出題傾向が似ている

という声が多かったです。

つまり、過去問対策をしっかりすれば、点数は確実に伸びるということです。

最後に:30代未経験でも、やれば近づける

30代未経験でも、努力次第で資格は十分取れると思います。

ただ、自分の苦手と向き合う必要もあるし、自分に合ったやり方を見つけることが大事やなと感じました。

そして、午後試験は、ちゃんと対策してから挑みましょう!